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Googleが新たな携帯通信サービス Project Fiを発表しました。
2015年4月23日現在、招待制、米国のみ、Nexus6のみ対応という状況です。
詳しくはProject Fiのページで確認できます。
FAQ – Project Fi
Google Project Fiプランは、とてもシンプル
基本料金:20ドル
モバイルデータ通信量: 1GB単位で10ドル、10GBで100ドル。
Google Project Fiプランの魅力
基本料金20ドル、一見高いと感じます。
基本料金に含まれること、モバイルデータ通信量の仕組みを知ると、スゲェ安いと感じてきます。
通話し放題、公衆無線LAN、SMSし放題
この基本料金の中には、通話し放題、公衆無線LAN、SMSし放題などが含まれています。
通話し放題、SMSし放題で20ドルという設定は、
日本国内で展開しているキャリア、モバイル回線事業が提供しているプランでは太刀打ちできないほど強力です。
3GBで契約して、1.2GBしか使わなかった=>損しません、返金される新しい仕組み
日本国内で展開しているモバイル回線事業が提供しているプランでは、高速データ通信量を繰り越す、シェアするといったものがあります。
付帯するデータ通信量には使用期限があり、使いきれない場合は損してしまいます。
そのため、高速データ通信量を繰り越せる、シェアできるは、重要なファクターになります。
一方、Googleの考えた方法は、斬新です。
余ったデータ通信量は月額から差し引かれる仕組みです。100MBで1ドル返金されます。
基本料金:20ドル、モバイルデータ通信量:3GB(30ドル)、計50ドルで契約しているパターンで、
一切モバイルデータ通信量を使わなかった場合、基本料金のみ20ドルの支払いです。
斬新です。
Google Project Fi 気をつけたいポイント
- 端末を選ぶ。
Project Fi SIM Cardは複数のLTE網をサポートします。
現時点ではSprint、T-Mobileの2社のLTE網をサポートするようです。
日本で例えるならsoftbank、Y!mobileの網が1つのSIMで対応しているイメージで、特殊なSIMカードです。
そのため、初期リリースの段階では、Google自社のNexus6のみ使えるという状況になっています。
Google Project Fiに期待したい
Project FiにLTE網を提供しているのは、Sprint(米国シェア3位)、T-Moblie(米国シェア4位)です。
Sprintは、60ドルで無制限、T-Mobileは、50ドルで1GBプラン、80ドルで無制限などのプランを展開しています。
価格的にはGoogle Project Fiの基本料金20ドルは破格です。
ただ、Project Fiでデータ通信10GB使う人は、120ドルとなるので、
データ通信をたくさんやる方は、Sprint、T-Mobileのほうがお得です。
米国での価格設定から、「Project Fiは、データ通信をあまり使わない人にお得」ということが見えてきます。
Sprint、T-Moblieが網を提供したのは、データ通信をあまりしない人向けプランだからなのかもしれませんね。
Project Fi日本上陸で、データ通信しない人に優しいプランを提供してほしいですね^^
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